音符 稲舟妙寿小唄三味線教室 小唄音符

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平成21年9月27日(日) 
  今日は大阪国立文楽劇場で

  「勘吉郎の会」(紫派藤間流の重鎮、踊りの会)を観てきました
  

  特別出演は、歌舞伎役者の片岡愛之助と市川亀治郎でした

  勘吉郎さんは歌舞伎の踊りの振り付けも担当しているそうなので

  その関係で、この2人が出演されたようです

  長唄あり、清元あり、義太夫ありで、楽しい会でした

  特に素晴らしかったのは、演奏者がすべて男性ということです

  やっぱり男性の声や三味線は締まります

  さて、最後の「かさね」は亀治郎が清元連中に合わせて、たっぷりと女形を見せます

  観るたびに成長著しい亀治郎ですが、最近、亀治郎の「型」が出来てきた気がします

  相撲で言う「決まり手」、歌舞伎で言う「見得」のようなものです

  末恐ろしい役者さんですね

  というわけで、本日も小唄の練習はさぼってしまいました〜〜〜

  
平成21年9月20日(日)  
  先週に引き続き、歌舞伎を見てきました
   

  今週は守田座方式の定式幕「右から茶(柿色)・黒・緑(萌黄)」(茶くみと覚えると覚えやすい)

  先週は中村座の定式幕「右から白・黒・茶(柿色)」

  その他には、市村座方式があります。「右から茶(柿色)・緑(萌黄)・黒」

  現在の歌舞伎座は守田座方式で、国立劇場は市村座方式です。

  さて、三重県津市で開かれた坂田藤十郎の歌舞伎公演。

  上方歌舞伎の和事を演じたら、藤十郎の右に出る役者は居ないでしょう?

  そこまでの芸を身に付けたのは、年季以外何物でもありません。

  わたくしも、稲舟会のそんな存在になりたいのですが・・・・

  おっと! 練習! 練習!
 
平成21年9月13日(日) 
  昨日は名古屋城で行われている「平成中村座」を観てきました
   

  歌舞伎を100年長らえさせた男「18代中村勘三郎」の一座です

  初代中村勘三郎は、当地中村の出身、で、屋号も「中村」となっています

  その初代は、江戸で「猿若座」を立ち上げ、江戸一の芝居小屋となりました

  寛永9年、徳川家光が作らせた巨大な軍艦「安宅丸」は漕ぎ手が200人、

  なかなか皆の手が合わず、船がうまく進みません。

  そこで、将軍が勘三郎に相談したところ、

  勘三郎は、船先で「木遣り唄」を唄い音頭を取りました。

  すると見事、200人の漕ぎ手の息がぴったり!

  その功績により、将軍から陣羽織を拝領するほどでした

  どんな素晴らしい唄だったか聴いてみたいものです

  三味線弾きがうまいと勝手に上手に唄えてしまえるようなものなのでしょうね

  その偉大な中村勘三郎の出身地には、豊臣秀吉を祀る豊国神社があり

  その昔には立派な遊郭もある町でした。その面影も段々消えてゆくのがさみしいです
   
平成21年9月6日(日)  
  平成21年5月24日に行われた当会の発表会の写真が出来てきました
  

  そう、わたしが先輩と唄った「葉ざくら」の舞台です

  なかなかかっこいい舞台です

  歌舞伎の舞台が思い浮んでしまいます

  最近、NHKの落語の番組では、バックに屏風やふすまでなく

  現代風の和風な絵を描いたものが使われています

  そういった雰囲気も楽しいですが

  こういった舞台の雰囲気もいいものですね
 
平成21年8月30日(日)  
  最近、和のお稽古ごとの人気が出てきたってニュースで言っていました

  そういえば、当会の会員数も私が入会してから随分増えています

  特に、若い女性に人気があるようです

  今の若い男性はなかなかお稽古ごとはしないですよね

  さて、昭和14年に発行されたおもしろい本があります
  

  薬品会社がお得意様に配った本(非売品)なんですが

  端唄・小唄の歌詞本です

  「ほるとん」とは、当時の男性用滋養強壮剤

  まさに、この本片手に、宴会に出かけたんでしょうね

  カラオケのない時代、三味線のお姉さん方をバックに端唄・小唄を・・・

  この本には、絶対、お稽古では習えないような唄も入っています

  当時、いかに芝居の人気がすごかったかが分かります

  ほんの1・2をご紹介しておきますね  → こちらへ
 
平成21年8月16日(日)  
  名古屋能楽堂で能と狂言を見てきました
  
      
 
  能の演目は「景清」と「葵上」

  狂言は「大般若」でした

  その合間には、仕舞、連吟、独吟等々楽しい会でした

  戦後、日本の歌舞伎の救世主と言われたバワーズ(マッカーサーの副官であり

  上演禁止になっていた歌舞伎の上演を許可した人)が、昭和の頃に

  「最近の歌舞伎は動きが多くなり、おおきくなってきたので、つまらない」と言っていました

  勘三郎に代表されるように、動きが派手になってきたことは確かだと思います

  歌舞伎に限らず、今日の能や狂言を見ていても、なんか動きが変わってきた気がします

  きっと、戦後の日本人はアメリカナイズされてきていると思います

  生活習慣や思想が人間のすべての動きを変えてしまうんでしょうね

  若者に演歌の歌える人が少なくなってきているのもそんなところに原因が・・・

  なるほど〜〜 だから わたしもなかなか小唄が上達しないのか〜〜なんて納得するより

  練習〜〜 練習〜〜
 
平成21年8月15日(土)
  今日は終戦記念日です

  思うことはいっぱいありますが、その気持ちをふっきる意味もあり

  今日は、名古屋の娯楽の殿堂「大須演芸場」で楽しんできました

  さて、突然、話は変わりますが 昨日は小唄のお稽古がありました

  今習っている唄は 前の日記にも書いた通り「曲独楽」です

  その「曲独楽」を見てきました
  

  すごいです!

  これが「芸」です

  技を極めた人が到達した「芸」です

  江戸曲独楽の名人の「芸」を見てしまったら もうたやすく唄えなくなります

  そんな日本の素晴らしさを感じた一日でした → 今日の演芸場

  大須演芸場は → こちら

  江戸曲独楽師「柳家三亀司」は → こちら
 
平成21年8月12日(水)  
  今日から会社はお盆休みになりました

  こんなに休日が増えたのに、お盆休みがまだ残っているのはおかしな気がします

  それも先祖の供養でなく、旅行とか遊びで忙しい休日・・・

  さて、この機会に練習を強化しようと思います

  ところで、演劇界の今月号にこんな付録がありました
  
  

  そう 歌舞伎役者の大家系図です

  すごいですね

  これだけ代々受け継がれた芸が今の歌舞伎なんですね

  いくら歴史のある国でもこういった芸能は珍しいんではないでしょうか?

  初めてオペラを見て、歌舞伎は終わったと語ったのは あの谷崎潤一郎ですが

  そのオペラでも こういった芸の継承はされていないそうです

  小唄の父「清元」の今の家元は歌舞伎でおなじみの七世延寿太夫です

  7代も続いているんですね

  日本の伝統の良さは、実力だけでなく、上下関係、年季、人間性等々

  すべてを総合的に評価する素晴らしい習慣なのですね

  当然、小唄にも「名取」という習慣が残っています
 
平成21年8月8日(土)
   

  実は、NHKでイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの8 1/2という映画が放送されるので

  録画しようと思っていましたが、録画し忘れてしまいました

  というわけで、どうしてもイタリア映画が見たくなり、この「湖のほとりで」を見てきました

  1時間半たっぷりイタリア語に浸ってきました

  イタリアは独特の文化があっておもいろいです。

  イタリア男性の象徴のような現ベルルスコーニ首相の失言やスキャンダルも

  いかにもイタリア男性らしさが出ています

  また、常に話題を提供するチチョリーナという女性政治家(元ポルノ女優)も頑張っています

  その反面、文化を非常に大切にし、愛国心も非常に強いお国柄です

  さて、映画8 1/2のラストシーンの有名なセリフ「人生は祭りだ。一緒に楽しもう」

  このセリフのように人生を楽しみたいものです

 
平成21年8月2日(日)  
  昨日は、大阪に文楽を見に行ってきました

  イヤホンガイドでは、嶋大夫のインタビューがありました

  その中で、「今の30歳の後継者に教えたくても、私との歳の差である40数年の差は

  30歳の人がどんなに頑張っても埋めることは出来ない。しかし、教えられることは教える

  つもりです。」と話されていました。

  これが、和の芸の年季なんでしょうね。すなわち「型の習得」なんでしょうか?

  能や、狂言、歌舞伎や相撲等々、日本のものには、素晴らしい「型」があります。

  それが「日本人の美意識」じゃないんでしょうか?

  たとえば、相撲も、「強いければ何をしても良い」ではなく、「美しく勝たなければならない」

  歌舞伎も、「演技が上手なら良い」ではなく、「美しく演じなければならない」なんでしょうね

  その歌舞伎の「型(見得)」は文楽の人形遣いから来ていると思います

  あの、人形遣いの人間国宝「蓑助」の朝顔を見ていて、つくづく「型」の美しさを感じました

  さて、今回の幕間は国立文楽座の近くにある「あさひ」でカレー天ぷらうどんを食べてきました。

  芝居と食事、わたくしにとっての一番の楽しみです。
  
  なんとわたくしの入った後、すぐ閉店に・・・

  時間はなんとまだ午後6時ちょい過ぎ。これからが夕食の時間では?

  「すいませ〜〜ん、汁がもう売り切れました〜〜」て亭主が申し訳なさそうに頭をさげていました

  国立文楽劇場へ行ったら、「あさひ」のある黒門市場を散策するのも楽しいです。

  黒門市場のことは → こちら

  
平成21年7月26日(日)  
  昨日は愛知県春日井市で、松竹大歌舞伎を見てきました

  仁左衛門の「いがみの権太」(義経千本桜・すしやの段))でした

  上方の役者さん達が、上方の演目をするのは実に似合います。す

  そもそも日本の文化の中心が上方から江戸に移ったのは元禄時代だそうです

  確かに、歌舞伎の演目でも、こういった上方の演目は文楽でも上演されます

  すなわち、文化が上方中心の頃には、文楽と歌舞伎は良き競争相手だったんでしょうね

  寿司屋が舞台なのですが、今に言う江戸前寿司ではありません(酢に付けた押し寿司)

  そのことを見ても、この演目はまさしく上方のものです

  確かに、今でも関西に行くと、バッテラだの、茶巾寿司だの、江戸とは違うものがあります

  今回の義太夫は竹本谷太夫! ん?丸坊主? いつから??

  そういえば、役者さんは当時のまま、ちょんまげなのに、

  演奏家の人たちはなんで、かつらにせず、普通の頭なんだろう?

  まるで、お相撲さんが手ぬぐいでなく、タオルで汗を拭いているのと同じ違和感があります

  と、時代とともに、いろんなことが変わっているんですね

  それがまた楽しいところです
 
平成21年7月19日(日)  
  小唄は「江戸の粋」が一番現れた邦楽です

  しかし、この「江戸の粋」は私には一生表現できないと思います。

  フランス語の あの「アール」の舌を巻く発音が出来ないのと一緒です

  先週まで習っていた「恋と祭りは」は

  「粋とはりとの伊達くらべ」で締めくくっています

  この「粋」と「はり」が江戸っ子の代名詞。

  生粋の江戸っ子の定義は次のとおりだそうです

  江戸っ子気質は、将軍お膝元の生まれで、日本橋・神田などの下町に住み、

  金離れがよく、けちけちせず、「いき」と「はり」を本領とすることをいう。

  居ないですよね〜 このような男性

  どっちかというと、今の東京人は、上方の人間気質になってしまってますね

  うんうん、東京で、お蕎麦屋でお酒飲んでるのも、圧倒的に年配の人。

  その点、今の東京にも、「あだ」で「鉄火」なお姉さん方は健在です

  銀座あたりのおでん屋でひとりでお酒片手におでんをつついていたり

  お蕎麦屋さんで、だし巻きをさかなにお酒を飲んでいたり・・・

  おっと!三連休もあと一日になってしまいました

  練習〜 練習〜〜
 
平成21年7月12日(日)  
  いよいよ、小唄のお稽古も夏休みになります

  と言っても、生徒さんによってマチマチなのですが

  私は、8月14日までお休みです

  さて、今週から 新しい曲になりました

  
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  当地名古屋にある大須演芸場でも、柳家三亀司という曲独楽師が連日熱演していますが

  その雰囲気を唄にしたような軽快な唄です

  さて、同じ小唄の歌詞でも、こんな艶っぽいものもあります
  
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  おっと!

  ここにも、お伊勢参りが・・・

  そのバックの絵は、長右衛門がお半をおぶって、心中に向かう有名な場面

  あああ〜〜、涙が・・・

   
平成21年7月5日(日)  
  昨日、お伊勢参りに行ってきました

  


  ついつい、「お伊勢〜まいりぃ〜に 石部〜〜の〜茶屋で〜」(小唄)を口ずさんでしまいました

  さて、先週の日曜日は、愛知県岡崎市の人の叙勲を祝う会があり

  私も参列したのですが、会の最初に祝儀唄で「五万石」が披露されました

  さすが、岡崎らしい演出で、正調五万石に聞き入ってしまいました

  さて、この五万石は小唄にもあり、また、江戸の町で年末の大掃除の日にも

  唄われるほどの有名な曲です。

  で、ここで、お伊勢さんと五万石が結びつくんです

  そう、昔のお伊勢さんは日本中の人が集まり(今でもそうなのですが)、

  そのお伊勢さんで流行っているものを地元に持ち帰りました

  音楽の分野では、伊勢音頭です

  そして、伊勢音頭から生まれたのが、この「五万石」

  当時の伊勢は情報の発信源だったのですね

  今の、秋葉原や六本木のような町だったのでしょうね

 
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