音符 稲舟妙寿小唄三味線教室 小唄音符

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平成20年12月21日(日)
  おもしろい本(CD付)を買いました。

  江戸東京芸能地図大鑑という本です。

  明治時代になってからの芸能のてんこ盛りの本です。

  CDの中に音源が入っています。

  わたくし、東京が日本の中心になり、文化発信の地になったのは

  正式には明治時代になってからだと思っています。

  というのも、天皇陛下が江戸城に入られた日を東京首都元年と思っています。

  さて、その内容たるや すごいです。。

  六世菊五郎の髪結い新三、初代吉右衛門の河内山、虎造の森の石松、六代目一龍斎貞山、

  五代目志ん生、二代目清元梅吉、初代江戸家猫八、松井須磨子、藤原義江、エノケン、

  徳川夢声、水の江滝子、ガマの油売り、バナナのたたき売り、黄金バット、・・・

  現代の東京の地図と江戸時代の地図が重ねて見れるのもおもしろいです。

  当然、小唄もたっぷり入っていますので、聞きごたえ満点です。

  というわけで、お稽古の方は、伽羅の香りの替手です

  トツトツとした味もそっけもない弾き方ですが、もうすぐ色気満点の音に変わるはず・・・
 
平成20年12月14日(日)
  先日、陶芸家の友人のところに遊び(飲み)に行ってきました

  その場に、陶器を作りたい人が遊びに来ていて

  いろんな話をしていました。

  陶芸家が、「ここに来て、初めてケロクを回して、作品を作る時はみな上手なんだけど、

  ちょっと教えると、すぐ欲が出てきて、上手に作れなくなる。」って言ってました。

  確かに、それは言えると思いました。

  新しい曲をお師匠さんを真似ながら最初に唄った時が一番上手なんです。

  声も遠慮がちに出し、ひたすら、お師匠さんを真似る。

  この無心の状態が最高に能力を発揮させるんでしょうね。

  基本をひとつずつ身に付けていくのが上達への早道なんですが

  ついつい欲が出てきてしまう・・・・

  上手に唄うのが目的でなく、自然に上手に唄えるようになっているのが理想なんですね

  と、理屈はおいておいて、一にも二にも練習が一番の早道!

   
平成20年12月6日(土)
  昨日は、ジャズのコンサートに行ってきました

  およそ30年ぶりです

  金井英人(ベーシスト)のユニットなのですが

  まず、驚いたのは、コンサートに来ている人の客層です

  かなり年齢層は高く(60代から70代が主)、女性も半数居ました。

  僕が30年前に見たジャズのコンサートの客層とはまるで違っています

  これが本当にジャズのコンサート会場なのだろうか?

  それも、アバンギャルドに近い金井英人のファンなのだろうか?

  いざ、コンサートが始まっても、何か異様な雰囲気

  あっ!そうなんだ!日本はこの30年でがらりと変わったんだ

  ジャズは和食屋の定番BGMに定着しました

  そして、三味線やお琴の音楽は見事に消えました

  その反面、にわか和ブーム

  アメリカ人の好みそうな「和」がブーム

  そんなへんてこりんな「和」なんて要らない

  心にある「和」を音にして楽しむ小唄って やっぱりいいな〜〜
 
  と思う幸せな日でした
 
平成20年11月29日(土)
  先日、あるテレビ番組のプレゼントコーナーに応募したら

  こんなもの(直筆の色紙)が当たりました!

  

  元NHKテレビのアナウンサーで、紅白歌合戦の司会もされた方です。

  学生時代から、歌舞伎座に毎日通っていたほどの芝居好きの方です。

  脳梗塞で倒れたのですが、見事復帰されています。

  さて、ここに書かれた言葉ですが

  最近出版された山川静夫氏の本でやっと分かりました。

  これは、竹本義太夫の明言だそうです。

  師匠から教わった口伝を胸に秘めておくことはもちろん大切ですが

  それを、花鳥風月の自然の中にあっても忘れず、

  すべてを取り込んで、繰り返し繰り返し、反復練習することが稽古の基本

  という意味だそうです

  うう〜〜ん 耳が痛い・・・

  さて、練習!練習!
 
平成20年11月22日(土)
  昨日は、大阪国立文楽劇場に、文楽を見に行ってきました

  次から次へと人間国宝の方々が出てこられます

  人形遣いや義大夫、三味線方が・・・

  わたしは、特に義大夫の唄に聞き入ります

  若い人の唄、年配の方の唄

  声の声量や美しさは若い人の方が間違いなく上です

  ただ、年配の方には年季という宝があります

  声はかすれていても、声量は落ちていても

  得も言えぬ「魅力」

  自分は素人だから、そこまでには到達できないけど

  そんなステキな唄が唄えるようお稽古していきたい

  お師匠さん!これからもよろしく!
 
平成20年11月9日(日)
  昨日は、名吟会の発表会に行ってきました。

  この会は、名古屋の邦楽好きな旦那衆の道楽の会だそうです。

  さすがに年季の入った方ばかりで、ステキでした。

  御園座の社長が唯一若く(確か40代前半)、さすが声が若くてきれいでした。

  義太夫の川地重幸さんの語りにはついつい涙し、

  新内の小林一光さんには、うっとりとさせられました。

  会場には、日本髪を結った芸者衆も多数来ていました。

  トリは、名妓連の金丸姐さんの三味線で、名古屋甚句の合唱でした。

  帰りに寄ったクラブのママに、先日名古屋で催された歌舞伎の役者さんの

  手ぬぐいや扇子を頂きました。

  最高な一日になりました。

  さて、練習!練習! 

  
          
彦三郎丈直筆の絵 錦之助丈の襲名記念の中島千波の絵
 
  
平成20年11月1日(土)
  先週、ご当地の御園座で歌舞伎を見に行ってきました

  歌舞伎には、お家の芸というものがあります。

  成田屋、高麗屋、成駒屋というように代々続いる芸です。

  これは世界的に珍しいことで、

  歌舞伎と比較されるイタリアオペラも歴史は古いのですが

  代々続くオペラ歌手はいません。

  声の要素は遺伝で決まると言われるものでも世襲ではありません

  その点、歌舞伎は

  18代勘三郎、12代團十郎、7代菊五郎というように脈々と続いています

  小唄の世界も、それと似ていて

  稲舟、春日、錦、蓼等々、各お家の芸が受け継がれています

  ひとつのことを極めに極める日本人気質ってとこでしょうか?

  小唄の遺伝子がなかったわたしも少しは上達してきました

  日本のもうひとつ素敵な「年季」という言葉が当てはまるのかな?

  それともうぬぼれ?
 
平成20年10月19日(日)
  今日の日経朝刊の「美の美」は、日本の伝統的な木造住宅の紹介です。

  「和風に取り組んだ最初のアーキテクト(建築家)」である藤井厚二氏が取り上げられています。

  ここで、気がつくのが、「伝統的な」の「的」 と 「和風」の「風」です。

  「伝統の」ではなく、「和式」でもないんです。

  「的」とか「風」は、言葉を替えれば、 「らしい」っていう意味なんですかね?

  そう言われてみれば、「和式トイレ」って言うけど、「和式住宅」ってあまり聞きません。

  せいぜい「純和風住宅」です。

  やっぱり、「風」になっています。

  日本の四季の風土に合った「和室」を中心とする住宅が消え、

  それに取って代わった「和風住宅」が大半を占めるようになりました

  椅子に座って、三味線を練習しているわたしは「純和風小唄練習法」?

  さて、最近のお稽古は、三味線の替手のお稽古です

  お師匠さんの本手と音がきれいに合った時は、最高の気分です!

  
平成20年10月11日(土)
  今日は、名古屋の芸者さんを呼んでお座敷で唄いました

  名古屋の芸者さんの置屋は、名妓連と言います。

  そこに、新しい子が芸者で入りました。

  なかなか厳しい世界のようですが

  なんとか独り立ちできるよう頑張って欲しいものです。

  今芸者になる方には

  名古屋では名古屋伝統芸能振興会から2年間月収の保証があり

  芸者の育成に町ぐるみで応援しています。

  わたしたち小唄を習う人には なくてはならない芸者さん

  踊り、三味線、囃しでどんどんにぎやかになって欲しいものです。

  ん? で、今日の唄の調子は?って?

  相変わらずです!

平成20年10月5日(日)
  先週の土曜日、愛知県岡崎市で文楽を見てきました。

  岡崎は徳川家康の生地。歴史のある街です。

  文楽の会場でもある岡崎せきれい会館に足を踏み入れると

  いたるところに、男性の和服姿。

  それも、歌舞伎座で見る和服姿と違って、実に和服がぴったりの人たち。

  それもそのはず! 呉服屋さんたちなのです。

  岡崎の呉服組合は文楽振興に力を入れています。

  岡崎には、浄瑠璃姫と義経の恋物語もあり、浄瑠璃ゆかりの地でもあります。

  歴史のある街はこんなところが違うんでしょうね。

  その徳川家康が江戸に下り、15万だった江戸の町も今では、1,300万人。

  日本中から集まるだけ集まった歴史のない江戸の町では

  その歴史のない劣等感から、新たな文化を多数生み出しました。

  その中に、小唄もあります。

  粋で、洒落な江戸です。

  あああ〜〜 それにしてもなかなか上達しない! ああ〜〜〜

 
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