音符 稲舟妙寿小唄三味線教室 小唄音符

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平成18年12月31日(日)
  最近、江戸時代を見直す動きが出ています

  なんで、今、江戸時代なんだろう?って思うのですが

  その理由がわたしなりに分かりました

  だって、エアコンもなく、新幹線もなく、中華料理もなく・・・

  そんな江戸が見直されるのが不思議でした

  でも、分かったんですっ!

  今の日本人の考え方が江戸時代に近くなってきたんですね

  「火事と喧嘩は江戸の花」と言われますが

  今の日本人にもそんな気配を感じます

  すなわち、「火事」は「宵越しの銭は持たない」ってことになり

  「喧嘩」は喧騒な世相を表現しているんですよね

  わおっ! 今の日本にそっくり!

  時代って堂々巡りするんですね

  そういう時代がイヤで明治・大正・昭和で変貌した日本が

  また、江戸の風潮に戻っていきます

  それも良き江戸に戻ればいいんですが・・・

  この先は言うのは止めましょう

  いよいよ明日は新しい年!

  何が起こるか楽しみです
 
平成18年12月23日(土)
  先日、ある集まりのクリスマス会がありました

  我が家族も全員で出席しました

  で、最後にみんなで「きよしこの夜」を歌うことになったのです

  「き〜〜よし〜〜〜 こ〜〜のよ〜る〜〜〜

  「ん?お父さんっ!その歌い方、小唄になってるよ!」

  「恥ずかしいから、普通の歌い方してよぉ〜」

  と 奥さんをはじめ、子供たちに言われました

  えっへんっ!自然に小唄節で唄えるようになった証拠だぁ〜〜

  ところで いよいよ今年もあと1週間

  今年もほんとに楽しく、幸せな1年でしたっ!
 
平成18年12月17日(日)
  先週から、新しい唄です

  「雪のあした」

    雪の旦(あした)の朝ぼらけ

      浪花の浦の真帆片帆

        往来の船で便りする

         妾(わたしゃ)こうしているわいな

  うう〜〜ん、今の季節にぴったりの曲です

  小唄を習い始め、春や夏の唄は多いけど

  冬の唄はあまり思い浮かばない

  さて、この唄は大阪に出てきた芸者だろうか?

  父や母に「元気でやってるから安心して」って唄です

  うちのお師匠さんも

  「この真帆片帆の かたほ の ほ だけ軽く唄い捨てるところが好き」って

  言っておられました

  よ〜〜〜し!男の色気ムンムンで この「ほ」を唄うぞ〜〜

  ほっ! 違うな〜〜  ほぉっ! 違うな〜〜〜

 
平成18年12月3日(日)
  先日、花形歌舞伎を観に新橋演舞場に行ったのですが

  わたくしの真後ろの席に山川静夫氏が座っておられました

  彼は、NHKのアナウンサーでもあったし、

  文芸評論家としても有名です

  で、その山川氏の掛け声が実に見事だったんです

  「待ってました!」 「成田屋っ!」って感じで・・・。

  さすが元アナウンサーだけあり、声もいいのですが

  「間」が完璧なんです

  タイミングっていうか、舞台の芝居と一体化しているんです

  舞台以外に、もうひとり役者が居るって言葉がぴったりなんですね

  小唄にも、この「間」ってのが大変重要で

  わたしなどは、この「間」が実に要領を得ず

  三味線との「間」がずれ、ちぐはぐな唄になってしまいます

  「粋」に唄うためにどうしても避けて通れないのが、この「間」

  「間」が合った瞬間のあの気持ちよさを思い出しながら

  今日も、お稽古に励もうっと!
  
平成18年11月23日(祝)
  約1ヶ月ぶりの日記になりました

  この1ヶ月間もほんとにいろんなことがありました

  ところで、先日「現代の名工」の受賞の記事が新聞に載っていました

  腕に技術のある人で、特に卓越した人を表彰する趣旨の賞です

  受賞者の声に「親子で受賞した」という人が新聞に載っていました

  すごいことですね

  日本の伝統的な習い事等には世襲制(家元制)があります

  実力だけではなく、その流派の格式や型を受け継いでいくための制度です

  「現代の名工」の記事を見て、世襲制(家元制)は大切なんだなと思いました

  責任のある後継者が家の名に恥じぬよう、親に近づき、親を抜く努力をし

  技術を高めてゆく

  そこには、経済的・技術的なことだけでなく、道徳的なことまで含まれている

  それがいかに重要なことかを目覚めさせた記事でした

    
平成18年10月21日(土)
  昨日、お稽古に行ってきました

  で、お稽古の後、お師匠さんと話していたのですが

  今、御園座でやっている坂田藤十郎の襲名披露の歌舞伎の中で

  小唄にもなっている唄が唄われていたそうなんです

  わたくし、この公演、昼の部も夜の部も見たのに

  そんなこと全然知らずに見ていたので

  どんな曲だったかすら思い出せません。

  残念っ!

  あっ! そうそう!

  私が三味線を譲ってもらった品川芸者さんが

  11月に品川観光協会の主催で屋台船ライブをするそうなんです

  なんと、80人乗りの豪華屋台船で、芸者さんの唄あり踊りあり・・・。

  すでにもう満員で、キップも売り切れだそうです。

       品川観光協会のホームページは → こちら

  なんか、うれしいような、かなしいような話ですね

  芸者さんたちの本業でもあるお座敷は暇なのに、

  こういうイベントは人気がある

  これが今の日本なんですね

平成18年10月7日(土)
  先日、長男の学校の親子レクがありました

  学校の所有するちょいと郊外の運動場であったのですが

  そこから、例の陶芸家の家までは、すぐの距離。

  親子レクの開会式が終わるや否や

  最寄の駅まで駆け足で行き、そこからは陶芸家の奥さんの車で一気に。

  今回は、長野のどぶろく片手に行ったのですが

  秋の味覚をつまみに、どぶろくを飲んでいるうちに

  ひさびさに土を捏ねることになりました

  手の感触だけを頼りに形を作ってゆくのですが

  少しでも形がくずれると、もう元には戻せません。

  そして、その土は二度と使うことが出来ないんです。

  一瞬の気の緩みがすべてを台無しにします

  小唄のような短い唄も一緒なんでしょうね

  少しでも気が緩むと、どうしようもなく不恰好な唄になります

  共に、緊張から生まれる「芸」なんでしょうね


 この小屋で陶器作りをしました


 足で蹴る「ろくろ」。土は鉄が多いものです。素朴です。


 我ながら見事な出来栄え?
  
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